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サンディエゴ郊外のユダヤ教礼拝所で発砲事件!【過越の祭りとは】

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サンディエゴ郊外にあるユダヤ教礼拝所にて1人の男が銃を発砲し、
女性1人が死亡、3人がけがをしました。

アメリカのカリフォルニア州サンディエゴ郊外、パウウェイ市のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で
4月27日の午前11時過ぎに発砲事件が発生しました。

負傷者は3名で60歳の女性が1名死亡したと現地メディアが伝えています。

容疑者は19歳の男性で、動機についてはユダヤ教に対する嫌悪犯罪だと思われます。

27日はユダヤ教の祭日で「過越の祭り」の最終日でした。

(USA TODAY引用)

銃撃事件といえば2019年3月15日にイスラム教の礼拝堂にて約50人が凶弾に打たれて亡くなった事件が記憶に新しいと思います。

日本では「銃による犯罪」はあまり馴染みのないものですが、世界のいたるところで発生しています。

本当に痛ましいことです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。


今回の事件が発生した日に行われていた『過越の祭り』について書いていきます。

・『過越の祭り』とは。


読み方は【すぎこしのまつり】です。

過ぎ越しの祭(4月)

過越祭(パスオーバー)は、イスラエル人が隷属から解放され、エジプトを脱出したことを祝うユダヤ教の休日で、通常8日間(イスラエルでは7日間)続きます。

この行事はユダヤ暦の7月15日に始まり、この日は太陽暦では4月5日から13日の間のいずれかの日にあたります。過越祭はアメリカの正式な祝日ではありません。

「過越し」(パスオーバー)という言葉は、聖書の出エジプト記に由来しています。出エジプト記の記録によれば、神がエジプトで奴隷とされていた古代イスラエル人、つまり現在のユダヤ人の祖先にあたる人々を解放すると約束したのです。イスラエル人は、自分たちの家の戸口に羊の血で印をつけるよう教示をうけました。神はエジプト人の長子に死をもたらす一方で、印のついたイスラエル人の家は何もせずに過ぎ越していったのです。

ユダヤ系アメリカ人、そして世界各国のユダヤ教崇拝者にとって、過越祭は家族とともに過ごす大切な日です。最初の2日間に家族で集まり、セーダーと呼ばれる特別なごちそうを食べるのが伝統となっています。セーダーは過越しを象徴する食べ物に満ちた、お祝いの食事です。

ユダヤ教の教典を読み、伝統的なセーダーの食事をしながら、ユダヤ人は奴隷として苦労をした祖先に思いを馳せ、彼らがエジプトから解放されたこと祝います。パン種を用いずに焼かれたマツォットと呼ばれるパンを食べること、そしてイーストなどのパン種を用いた食べ物は一切食べないことが、過越祭の2つの掟となっています。

(クロスカレンツ引用)

ユダヤ教徒の方々にとっては大切なお祭なんですね。

初めて知りました。
悲しい事件からではなく、明るい話題から知りたかったですね。


今回はアメリカで起きた発砲事件についてお伝えしました。

ゴールデンウィークに入り、海外旅行に行かれる方もいらっしゃると思います。
しかし国外においては、こういった危険があるかもしれないということを念頭に置いて万が一の際はどうしたらいいのかなどを調べてから向かうと良いかもしれません。

ともあれ、せっかくのゴールデンウィークですので楽しんでくださいね!