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【閲覧注意】酒鬼薔薇聖斗事件から22年。

Photo By デイリー新潮

神戸連続児童殺傷事件

当時14歳の中学生が起こした連続殺傷事件のことです。

犯人が警察宛てに書いた手紙に『酒鬼薔薇聖斗』と書いていたため、マスコミは『酒鬼薔薇聖斗事件』として取り上げました。

特筆すべき点はあまりに猟奇的すぎる犯行だということです。

あまりに猟奇的な犯行内容

被害者は男女の小学生です。

・H9年2月10日に小学生の女児2名がゴムのハンマーで殴られて1人が重傷を負う。
・3月16日小学4年生の女児を金槌で殴り殺害。
・同日、小学3年生女児を13センチの小刀で腹部を刺し重傷を負わせる。
・5月24日小学5年生の男児を誘い出して殺害。
・翌日殺害した男児の首を切断しに遺体の元へ向かう
・生首と対話をする。
・男児の血を飲む。
・5月26日頭部を持ち帰り、洗う。
・5月27日、自分が通う学校の校門に頭部を放置する。

逮捕のきっかけ

逮捕されたきっかけは神戸新聞社に送った直筆の手紙です。

報道者が『 サカキバラ 』でなく『オニバラ』と名前を読み間違えたことに対する抗議文を送ったことにより筆跡鑑定で犯人がわかったのです。

イメージ画像や事件詳細はこちらから【閲覧注意】

事件を知って。

この事件で重要なのは、常軌を逸した犯罪行為ではなく14歳という未成年者が起こしたという点です。

少年法で守られているため、悪質極まりない犯罪行為をしても「少年A」として報道され顔も名前もわからないという状況でした。

家裁は「正確な報道のための資料提供の観点から」という理由で「処分決定の要旨」をマスコミに公表しました。

これはあくまでもマスコミに向けたものであって、被害者へはあくまでもマスコミを通して知らされました。

当時はこの「未成年者」の犯罪という点で様々な意見が飛び交っていました。

皆さんはこの少年Aの名前や顔写真を公表すべきだったと思いますか?


今回は酒鬼薔薇事件についての記事でした。

明日、27日が校門に頭部が置かれ、猟奇的事件として大きく取り上げられてから22年目になります。

長い年月が経過した現在では少年法が改正されて
2000年に刑事処分の可能年齢が「16歳以上」から「14歳以上」に引き下げとなりました。

また、16歳以上の少年が故意の犯罪行為で被害者を死亡させた時は、検察官への逆送が原則となりました。

事件を知って思うのはいつも後手後手なんだということです。

法律は時代に沿って変わっていかなければならないと感じます。