【祝】台湾がアジア初の同性婚を法制化!【世界の同性婚について】
同性婚を認める特別法案の条文が17日、
立法院(国会)で可決されました。
同性婚の可決はアジアで初です。
条文では、18歳以上の同性カップルが共同生活を営むのを目的に、親密性と排他性のある永続的な結合関係を有し、戸籍業務を担当する戸政機関に結婚登録を行うことを認めた。
(中略)
条文の可決が決まると、「結婚できるようになった」などと大きな歓声が上がり、涙を流しながら仲間と抱き合う人も見られた。
台湾では2017年5月、同性婚を認めない現行の民法を「違憲」だとする判断を司法院大法官会議が下し、2年以内の法改正を政府に要請。昨年11月の国民投票で、民法以外の形で同性カップルの権利を保障する案が成立したのを受け、政府は今年2月に同性婚容認の特別法を閣議決定し、立法院に提出していた。
By 中央通訊社
今日は同性婚法案最終決議の日。立法院前に25,000人が集まっています。 pic.twitter.com/d9i6oODDZA
— kazukimae🌈 (@qianheshu) May 17, 2019
アジアには数多くの国がある中で台湾が一足先に
同性婚を可決しました。
国が変化していくことは難しいですが、
変わらなければいけないところも多々あります。
台湾の人の行動力やあきらめないところは
学ばないといけませんね。
Twitterでは
台湾出身の方のツイートが多く見られ、
国内のみならず世界中で祝福の声が上がっています。
世界で「同性婚を認めている国を調べてみました。
国名 | 法律施行日 |
オランダ | 2001年4月1日 |
ベルギー | 2003年6月1日 |
スペイン | 2005年7月3日 |
カナダ | 2005年7月20日 |
南アフリカ | 2006年11月30日 |
ノルウェー | 2009年1月1日 |
スウェーデン | 2009年5月1日 |
ポルトガル | 2010年6月5日 |
アイスランド | 2010年6月27日 |
アルゼンチン | 2010年7月22日 |
デンマーク | 2012年6月15日 |
ブラジル | 2013年5月16日 |
フランス | 2013年5月18日 |
ウルグアイ | 2013年8月5日 |
ニュージーランド | 2013年8月19日 |
英国(北アイルランドを除く) | 2014年3月29日 |
ルクセンブルク | 2015年1月1日 |
米国 | 2015年6月26日 |
アイルランド | 2015年11月16日 |
コロンビア | 2016年4月28日 |
フィンランド | 2017年3月1日 |
マルタ | 2017年9月1日 |
ドイツ | 2017年10月1日 |
オーストラリア | 2017年12月9日 |
オーストリア | 2019年1月1日 |
台湾 | 2019年5月17日 |
コスタリカ | 2020年5月までに |
By NPO法人 EMA日本
こうしてみるとアジアの多様性を認める文化は
欧米諸国と比較するとだいぶ低い印象を受けます。
一番最初はオランダで2001年には
既に認められていたとは驚きです。
今では同性婚及びパートナーシップ制度を持つ国のGDPは世界のおよそ6割を占めています。
多様化を認める国ほど柔軟に物事に対応することができ、
経済力も向上するのかもしれません。
今回は台湾がアジア初の同性婚を認める国となったという記事でした。
日本でも多様な生活の在り方を認める国になって欲しいです。
台湾のみなさん、おめでとうございます!