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【キューバ】クバーナ航空の墜落事故から一年。【墜落事故について】

2018年5月18日、キューバのクバーナ航空が空港から
約10kmの地点で墜落した事故です。

18日午後0時8分ごろ(日本時間19日午前1時8分)、キューバ国営のクバーナ航空のCU972便(ボーイング737-200型機)が墜落しました。

現場はハバナのホセ・マルティ国際空港近郊です。
目撃者によると、離陸直後に急降下した。ハバナを発ち、670キロ離れたキューバ東部のオルギンに向かう予定でした。

現地メディアによると、墜落の衝撃で機体は粉々に砕け散り、炎に包まれました。
墜落機には乗客107人、乗員6人の計113人が乗り合わせていました。
乗員は機長を含めて全員がメキシコ国籍です。
犠牲者のうち2人はアルゼンチンの国民で、残りはほとんどがキューバの国民だった。

残骸のなかから奇跡的に3人の女性が救出され、病院に運ばれましたが重傷です。
救出された3人の女性のうち40歳と23歳の2人が息を引き取りました。
これにより、墜落事故の犠牲者は全員で112人となった。
By 弾丸フライヤー

By まとめダネ

 墜落した機体について。

墜落した機体は1979年製で、国際民間航空機関(ICAO)によると、営業運航している737型機では最古の一つ。つまり、製造後40年ほどたっており、メキシコのグローバルエアからのリース機でした。

グローバルエアは1990年設立した会社です。
アエロリネアス・ダモジの社名でも知られ、保有機材は3機のみで、その全てがボーイング737型機という小さな会社でした。
By 弾丸フライヤー

www.youtube.com

当時の現地メディアが報じた映像です。

またこのクバーナ航空は以前も墜落事故が2件発生しています。

あわせて2件についても記載します。

 クバーナ航空455便爆破事件

これは機体の整備不良などではなく「テロ」によって墜落したものです。

1976年10月6日。
離陸して9分後、午後5時24分に機体後部の洗面所で爆発が発生しました。
機長は空港へ引き返そうとしましたが、そこで第二の爆発が発生しました。

もはや無事に着陸するのは不可能と判断したかのように、455便は大きく右旋回しながら海岸から離れていきました。そして空港から8Km、ブリッジタウンの沖合16Km離れたカリブ海に機首を上げた状態で突入しました。
この事故で乗員25名と乗客48名の計73名全員が死亡しました。

犯人は キューバのカストロ政権に反発する反カストロ主義者でした。
By Wikipedia

クバーナ航空9646便墜落事故

1989年9月3日にクバーナ航空9646便がホセ・マルティ国際空港を離陸直後に
悪天候により墜落した航空事故です。

事故機に乗っていた126人全員と地上にいた24人が死亡しました。

墜落原因はパイロットが気象条件が急激に悪化した後に飛行しようと決断したことでした。

パイロットは悪天候における航空機の性能を過信すると同時に、離陸時の危険を過小評価していました。


今回は一年前に発生した墜落事故の記事でした。

飛行機の墜落事故は乗客にはどうしようもないので、
整備やパイロットの判断は完璧にして欲しいです。

こうした事件・事故は忘れずに毎年思い出すことによって、
注意喚起に繋がり、被害が少しでも抑えることができます。

飛行機のみならず、人の命を預かる乗り物の運転手や整備をする方は
これを機に安全第一の意識付けをして欲しいです。