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【最大の危機!?】Uberの株価2日連続で急落。【サービス内容について】

配車サービスを手掛ける「Uber」の株価は上場初日の5/10
金曜日に7.6%下落し、続く5/13月曜日も10.7%下がりました。

【Uber】CEOの ダラ・コスロシャヒ氏/写真・ Getty Images

Uberは5月10日金曜日上場初日にIPO価格を45ドルで株式を
公開したが初日は価格設定よりも低い41.57ドルで
取引を終えました。

続く2日目の月曜日である5月13日は初日の余波を受け続けて
終値は37.10ドルとなった。

2日目取引終了時点では、IPO価格45ドルと比べて約19%も
下回る結果となりました。

その要因の一つとしては、中国とアメリカとの間で貿易摩擦
発生しており、市場そのものが冷え切っていたことも
関係しているでしょう。

またライバル企業であるLyft(リフト)も3月に株を公開しましたが
株価は月曜日に約6%下落し、IPO価格から
およそ33%以上も下がっています。


そして「Uber」にとって最大の投資家は日本のSoftbankです。

SoftbankはUberの株を約13%近くを所有しています。

金曜日にUberの株価の下落を受けて、
Softbankも月曜日には3%以上株価が下がりました。

投資先の株価が下がると相対的に、
投資元が下がってしまうわけですね。

これまでにUberは年間利益を上げたことはなく、
最近の四半期では約10億ドル以上も失っています。

投資家たちはこれまでの損失はUberが持ち直すことと
収益化の約束を期待して投資を続けていますがそれは、
永遠に継続していくものではありません。

ここから利益を上げていかなければ見切りを付けられて
厳しい状況になっていくため、最大の危機に直面していると
言わざるを得ません。

これからの株価の値動きに注目です。

参考 ars TECHNICA Forbes CNN

株価が大荒れのUberですが、具体的にはどのような
サービスを行っている会社なのかをご紹介します。

 Uberのサービスとは。

Uberのサービス内容としては一般的なタクシーの配車に加え、
一般人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運ぶ仕組み
構築しています。
顧客が運転手を評価すると同時に運転手も顧客を評価する
「相互評価」を実施しています。

日本国内では、2013年9月に日本法人「Uber Japan株式会社」が誕生し、
同年11月より台数限定でのトライアルサービスを行いました。

2014年8月より東京都内全域で本格的にタクシーの配車サービスを
開始しました。
2015年2月には、福岡市において諸外国同様に一般人が自家用車で運送サービスを行う
「みんなのUber」のテストを開始しました。
しかし、国土交通省から
「自家用車による運送サービスは白タク行為に当たる」として、
サービスを中止するよう指導が入り、
同年3月にサービスを中止しました。
By Wikipedia


世界ではタクシーの運転手によって
「領収書を発行しない」「料金のぼったくり」
「わざと遠回りをする」などの問題が起きています。

そのため、顧客が運転手を評価し、運転手も顧客を評価する
「相互評価」のシステムで、悪い評価が多くなると
乗車拒否されたり、仕事が回ってこなくなったりします。

なので質の高いサービス提供に繋がっていく訳ですね。


今回はUberの株価急落とサービス内容についてでした。

日本国内では「白タク行為」といって自家用車や第二種免許を
持っていないのにタクシーと同じサービスを提供することを
指しているのですが、その行為は禁止されています。

つまり、Uberの配車サービスとしての国内でのサービスの
展開は期待できません。

ですが国内ではUber Eatsのサービスはあるのでこの会社について
知っている方も多かったのではないでしょうか。

ともあれ、危機的状況に陥っている「Uber」の今後の動向について
追っていきたいですね。