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【Google Doodle】ゲオルギオス・パパニコロウという人物とは一体?【子宮頸がんについて。】

今日5月13日、
ゲオルギオス・パパニコロウの生誕136年を迎え
Google Doodleで彼がデザインの

ロゴが表示されました。

By Google

前回に引き続き、またもや「Google Doodle」です。

Google Doodleを追いかけるブログではないことだけ
一応お伝えしておきます。笑

ではさっそく「ゲオルギウス・パパニコロウ」さんについて
書いていきますね!!

 ゲオルギウス・パパニコロウとは。

Georgios Nikolaos Papanikolaou
ゲオルギオス・ニコラオス・パパニコロウ
1883年5月13日生まれ、1962年2月19日逝去。

ギリシャの医師でがん研究における
細胞診(細胞を調べて検査する方法)の先駆者。

 彼の功績について。

一言で言えば
「子宮頸がんの死亡患者を7割減少させた人物」です。

どんなことをしたのか。

彼は1928年には、膣垢検査によって子宮癌が診断できることを示しました。
このことが一般的に知られるようになるのは1943年です。

彼自身によって書作された医学書
「Diagnosis of Uterine Cancer by the Vaginal Smear
(膣の汚れによる子宮癌の診断 )」が出版されてからになります。

その本が出版され、知られるようになると
子宮がんの診断に用いられるようになりました。

現在でも
「子宮頸がん検診」:パップテスト
として知られています。

この名称は
Papanikolaou test:パパニコロウ・テスト」を略したものです。

この際に見つかった染色方法を
「パパニコロウ染色」といいます。
癌や感染症の染色法として現在も広く用いられています。

By Google


現在でも用いられる手法を当時発見したという偉人です。

彼がいなければ多くの命が失われていたかもしれません。

その発見で死亡患者が激減した「子宮頸がん」についても
あわせて書いておきますが理解するためにために
まずは「子宮」について記載します。

子宮の構造について。

By 日本医師会

子宮は、胎児を育てる働きをする臓器です。

前には膀胱、後ろには直腸が隣接しており、
骨盤の底部に位置しています。
子宮はニワトリの卵くらいの大きさをしていて、
洋梨を逆さまにしたような形状です。

子宮の下から3分の1、膣につながる部分を子宮頸部と呼び、上の3分の2を子宮体部と呼びます。

子宮体部の左右には、卵管と卵巣が連結しています。


By 日本医師会

子宮がん/子宮頸がんとは。

By 日本医師会

「子宮がん」と「子宮頸がん」の違いは
発生する場所の違いです。

子宮頸がんとは。

子宮頸部の入り口である外子宮口のあたりに発生する事が最も多いがんです。

通常、子宮頸がんは一定の時間をかけてゆっくりと増殖します。
がんが発見される前の段階として、子宮頸部の組織にがんに進行する可能性がある細胞が増えていきます。
これを異形成と呼びます。
定期的に検診を受ければ、がんになる前の異形成の段階で見つけることが可能です。

子宮体がんとは。

子宮体がんは、その95%は子宮内膜から発生する事から、
子宮内膜がんとも呼ばれます。
40歳後半から増加し、50歳代から60歳代で最も患者数が多くなっています。
最近、日本の成人女性に増えてきているがんのひとつです。

By 日本医師会

ということです。
子宮頸がんの死亡者数は2015年で2813人が亡くなっています。
一生のうち74人に1人が子宮頸がんと診断されているようです。

ただマーカーを引きましたが
定期的に検診を受ければ悪化する前の段階で
見つけることができるそうです。

ぜひ定期検診に足を運んでみてください。


いかがでしたか?
今回はゲオルギオス・パパニコロウと子宮頸がんについてでした。

パップテストの名称は聞いたことがある方がいるかもしれませんね。

みなさんはご存知でしたか??

私は例によって知りませんでした。笑

女性の方はぜひとも検診に足を運んでみてください。

病気は早期発見が大事とよく聞きますしね!

自分は大丈夫と思わず、体を大事になさって下さい(__)

以上です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

またよろしくお願いいたします。